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2007年11月26日22時12分

 極地での研究を中高生が提案する「第4回中高生南極北極オープンフォーラム」(日本学術会議地球惑星科学委員会・国立極地研究所主催)の受賞者が26日、発表された。最優秀賞は前橋市立第四中の「極地で確かめる自然科学の基本現象」で、ブリザードで静電気が起きるかどうかを調べるもの。今回は初めて、最優秀賞に加えて観測隊賞2件も南極で実験することになった。

 応募は中高15校から35件寄せられた。

 最優秀賞の前橋四中のチームIPYは「昭和基地では静電気が発生しやすい」という話を聞いて、ブリザードの雪粒が建物や地表と摩擦して静電気が発生するのではないかと、実験方法を提案した。代表の大島知幸さん(中3)は「上州名物の空っ風で実験してみた。ブリザードでどうなるか楽しみ」という。

 観測隊賞は、京都の洛星高1年の栗山透さんの「ブリザード発電法4」と、埼玉県本庄市立本庄西中3年の天野沙耶さんの「南極でミュージックコンサート」。

 来月16日に東京都内で表彰式と発表会がある。他の受賞校は次の通り。

▽特別優秀賞 諏訪清陵高(長野)、厚狭高(山口)▽優秀賞 静岡中央高、厚狭高、本庄西中▽特別賞 洛星高〈2件〉、大阪教育大付属平野中、開智高(埼玉)、香川大教育学部付属高松中、同志社女子中高(京都)、本庄西中
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