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2008年02月21日

 下関ふく連盟(会長、松村久・下関唐戸魚市場社長)が宮家に届ける「献上ふく」の調理風景が20日、今年の担当業者のなかお(下関市彦島西山町2丁目)で公開された。



  

 宮家へのフグ献上は、昭和天皇が亡くなった89年を除き、88年から毎年この時期に行われている。20回目の今年は秋篠宮、三笠宮など皇族6宮家に届けられる。

 今回はフグ調理歴37年目の坂本康洋さん(58)が腕をふるった。萩市の見島沖で水揚げされた約2キロの天然トラフグを使用。直径33センチの有田焼の青磁の皿に、薄いあめ色の刺し身を一枚一枚丁寧に「菊盛り」にしていった。坂本さんは「(菊盛りの)花びらがきれいにみえるように気を使った。今年は寒いので肉質がいい」と話した。

 献上用のフグは21日午前に調理され、同日午後、松村会長や江島潔市長らが同行して各宮家に届ける。
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