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2009年7月27日10時43分                            ソーシャルブックマーク

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 独ダイムラーは、動力性能と環境性能の融合を図った新エンジンを“スマート・フォーツー”に搭載し、2010年モデルとしてドイツ本国での販売を開始した。

 今回の改良は、いわゆる“イヤーモデルチェンジ”で、マイナーチェンジのような大掛かり改良ではないが、スマートの特徴的な部分をさらに引き上げる内容となっている。

 今回の改良の目玉となっているのは、ディーゼルエンジン“cdi”モデル(日本未導入)のさらなる効率アップ。800ccの3気筒ディーゼルを搭載したスマートは、従来より低燃費とCO2排出量の少なさで世界トップレベルの数値を実現していたが、今回の改良ではそれら優れた環境性能を維持したまま、パワーとトルクの大幅アップに成功した。

 具体的には、ピストンや燃料噴射装置の改良、トランスミッションのギア比変更などを実施した。その結果、パワーを21%アップ、トルクは18%向上させて、最高出力54ps、最大トルク13.3kg-mを達成。燃費は100kmあたり3.4リットル(約 29.4km/L)、CO2排出量は88g/kmと、世界トップレベルの低排出を標榜する。

 このスマート・フォーツーcdiは、現地では1万1790ユーロ(ドイツ価格・付加価値税込みで約158万円)で販売される。

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